プロパンガスの知識

プロパンガスの基本料と使用量が高い!安くする方法はないの?

2016/12/18

 

「プロパンガスの料金が高くて、毎月の光熱費の負担が大変!」

「プロパンガスの料金を、今よりも何とか安くしたいけど、良い方法はないの?」

「ガス会社を変更すると料金が安くなるって聞いたけど本当なの?」

「ガス会社を変更すると、どんなメリットがあるの?」

プロパンガスはキッチン・洗面所・お風呂の給湯や、煮炊きに必要なガスコンロなどのエネルギー源として無くてはならない物ですが、やはり一番の問題は高いとよく言われているプロパンガスの使用料ですよね。
しかもプロパンガスにはボンベの交換の手数料などのため、基本料も加算されているので高い維持費が毎月かかっています。
今回はそんな「プロパンガスの基本料と使用量が高い!安くする方法はないの?」こんなテーマの記事をご紹介しましょう。

目次

プロパンガスの料金を安くする方法は?

高いとよく言われているプロパンガス料金ですが、電気なら使わないときにはマメに消すなどの節約が出来ますが、ガスの料金を安くするための節約方法はないものでしょうか?
こちらではまず、ガスの使用量を節約してすこしでも料金を安くする方法についてご紹介します。

お風呂の給湯のガスを節約する

ご存知でしょうか?!実際に請求されているプロパンガスの使用料の多くはガス給湯器が占めていることを!
だからガスの料金をより節約するため、ガスの使用する量を節約するには、いかに給湯器で使うお湯の量を少なくするかによって大きく違ってくるんです。

【追い炊きではなくたし湯を利用しよう!】

まずお風呂の湯船にためるお湯ですが、追い炊き機能を利用してお湯を沸かすよりも、たし湯を使用した方が、圧倒的にガスの使用量を少なく抑えることが出来ます。
特に寒い冬の季節だと、水温も低くなり入浴にちょうど良い温度まで上げるためにはかなりのエネルギーを必要とするので、お風呂の給湯は出来るだけたし湯を利用しましょう。

【シャワーは出来るだけ使わない!】

家族が多いと家族全員ではかなりのシャワーを使用する事になりますが、シャワーは15分から20分間ほど使用すると、なんと湯船にお湯を張るのと同じくらいのガスを消費します。
出来るだけ身体を洗ったり洗髪するときには、湯船のお湯を使用する事でかなりのガスを節約することが出来ます。
どうしてもシャワーを使うのであれば、節水用のシャワーヘッドを利用すると手元でシャワーのON/OFFが出来るので、無駄なお湯を使わないで済みます。

【湯船に保温シートを使用して保温し、短時間で家族全員入浴しましょう!】

お湯を沸かして保温しておくときには、湯船の中に保温シートを使うとお湯の温度が下がるの防いでくれるので、ガスの節約につながります。
家族みんなが入浴する時間も、出来るだけ間隔を開けずに入浴すればお湯が冷めるのを防ぐことが出来るので、追い炊きする必要もなくなり節約になります。

【給湯温度を下げよう!】

入浴するときの設定温度を今まで41℃だったのを40℃にし、40℃設定なら39℃といったように、今よりも1℃から2℃程度さげてみましょう。
設定温度はわずか1℃下げただけでも冬場などはかなりガスの使用量には違いが出るので、その分入浴時間を長くすることで、身体も温まることが出来るはずです。

キッチンの給湯やガスコンロのガスを節約する

ガスの利用量は、やはり給湯での占める割合は高いですが、キッチンで使用しているガスコンロでの使用もそれなりに費用が掛かっています。
ガスコンロに使用しているガスの量も、ちょっとした工夫で節約することが出来るので、これをご紹介します。

【適正サイズの鍋を利用する!】

普段台所で使用している鍋も、鍋の底に炎がしっかりと当たらずにはみ出しているような鍋を使用し続けていると、無駄にガスを使用してしまうことになります。
無駄にガスを使わずに効率よく加熱するためにも、ガスコンロのサイズに合った適正な鍋を使用しましょう。
やや高価ではありますが、銅で出来ている鍋は熱効率が高いので、同じように使用するなら銅鍋を使用する事でガスを節約することが出来ます。
また料理をするときには無駄に熱を逃がさないように、必ずフタを使用する事を忘れないように心がけましょう。

【電子レンジを活用する!】

料理をするときのお湯を沸かしたり野菜を下茹でするときなどは、ガスコンロでお湯を沸かしたり下茹でするよりも、電子レンジを使用した方がかなりガスの利用量を節約することが出来ます。
もちろん電子レンジの電気代も掛かりますが、そのコストを比較すると圧倒的に電子レンジの電気代の方が安くなるので、手間は掛かりますが節約のためにも電子レンジをもっと活用してみましょう。

【省エネガスコンロやカセットコンロを使用する!】

お金は掛かってしまいますが、最近は熱効率が極めて高い省エネガスコンロが発売されているので、ぼちぼち買い換えをと考えている方なら、こういった節約タイプのガスコンロを使用するようにしましょう。
またアパートなどで一人暮らしをしている人なら、備え付けのガスコンロは出来るだけ使わないで、一人分の煮炊きならカセットコンロで済ませれば、ガス料金を安く抑えられるはずです。

【出来るだけ水か低い温度で食器を洗いましょう!】

食器を洗うときのお湯も考えた以上にガスを使用しているので、出来るだけお湯を使用しないで水だけで洗い物を済ませるようにしましょう。
でも寒い冬に水だけで洗い物をするのはさすがに厳しいので、ゴム手袋を着用して洗い物をするだけでもかなり体感温度が上がるので、うまく活用してガスを節約しましょう。

プロパンガスの基本料や使用量を安くする方法は?

ここまでは家庭内でプロパンガスの使用量を出来るだけ節約して、ガスの料金を安くする方法についてご説明してきました。
でもやっぱりこういった方法での節約には限界があり、家族全員の協力が無ければなかなか実現するのも難しいのが現実です。
ではここからは、そういった努力も必要なくプロパンガスの料金を安くする方法について解説していきましょう。

オール電化へ変更する!

ガスコンロをIHクッキングヒーターへ、ガス給湯器をエコキュートへと、それぞれ交換することでエネルギー源をすべてガスから電気に変更してオール電化にするという方法があります。
一番大事なコストを比較してみると、石油連盟Webサイトの情報によると1kWhのエネルギーのコストは、プロパンガスは20.60円/1kWhなのに対して、オール電化は13.18円/1kWhとなります。
電気代はそれほど電力会社によって大きく料金が違うことはありませんが、プロパンガスの料金は契約している会社や地域によって大きく料金が違う為に、このガスと電気の格差もさらに広がることになります。
オール電化ははじめの導入費用は高いですが、エネルギーにかかるコストを削減する方法としては、大変有効な方法です。

都市ガスとオール電化を比較。料金やメリットやデメリットとは

契約しているガス会社に、料金を安くしてもらうように交渉する!

「オール電化はいいけどやはり導入する費用が高くて!」という方におすすめな方法に、今契約しているガス会社に、料金を安くしてほしいと交渉する方法があります。
もともとプロパンガスの料金は、ガス会社によって勝手につけられていて、契約している人によっても料金が違うことも良くある話なんです。
当サイトでは、本来のプロパンガスの全国各地においての平均的な料金についてこちら(適正料金)でご紹介しているので、まずはその料金を確認してみましょう。
こう言った情報に基づいて、今契約している料金の基本料金や従量単価について、今よりも安くしてもらうように交渉してみましょう。
交渉するときには、プロパンガス会社の変更やオール電化への変更も考えると言ってみると、ガス会社は顧客を失いたくないので、交渉に応じる可能性が高くなります。

プロパンガスが高すぎる!値段交渉でガス代を安くする方法とは

安いガス会社へ変更する!

今契約しているガス会社との料金の値引き交渉がうまくいかないときには、思い切って今契約しているガス会社の料金よりも安いガス会社に変更することをおすすめします。
ガス会社を変更するってあまり聞かない方法かもしれませんが、現在は契約者が自由にガス会社を選ぶことが出来て、契約しているガス会社を変更するのも全くの自由です。
今契約しているガス会社の基本料金と従量単価がいくらなのかを調べて、その金額よりも安いガス会社に変更すれば、確実にガスの料金が安くなります。
ガス会社の変更方法については当サイトの「プロパンガスを安い会社に変更したい。方法や手続きを解説します」で詳しく解説しているのでご覧下さい。

こちらでも参照ください。

一番安いガス会社に切り替えできる!

ガス会社を変更するメリットは?

ガス会社を変更すると、料金が今よりも安くなるのは当然として、その他にもいくつかのメリットがあるので、ご紹介しましょう。

現在の料金よりも大幅に安くすることが出来る!

もともとプロパンガス料金は、ガス会社によってまたは住んでいる地域によって大きく料金が違っていると言う事をご存知でしょうか。
たとえば一番安いとされている東京での1㎥の従量単価が一番安いところだと280円ほどで販売されていますが、一方の北海道など輸送コストの掛かる地域では、高いところだと1㎥の従量単価が800円を超えるところもあります。
また同じガス会社で会っても、ガスの料金表が何種類も準備されていて、契約者によってみんな料金が違うというのも、どこのガス会社も行っている手法なんです。
それだけにガス会社を変更することで、今契約している基本料金と従量料金の単価共に、確実に安くすることが出来るのが、大きなメリットとなります。

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変更後に不当な料金の値上げされる危険が無い!

ガス会社を変更しないで、価格交渉を行って値下げをしてもらっても、ガス会社は一時的に値下げを行っても適当な理由を付けて段階的な値上げを行う可能性が高いです。
元々ガス会社に対する不満の多くに、正当な理由も無く値上げをするという告知も無しに料金を値上げされたというクレームが非常に多いのも事実です。
その点ガス会社を変更した場合には、契約する段階でしっかりと正当な理由がないのに値上げを行わないという契約を取り交わせるので、勝手に値上げをされるようなことは無く安心していられます。

料金が値下がりすることもあります!

都市ガス料金や電気料金は、原油価格や為替レートの変動などによって値上がりすることも値下がりすることもあるのが当たり前ですが、プロパンガスの料金は値上がりすることはあっても値下がりすることはまずありません。
都市ガス料金や電気料金は公共料金のために、国の厳しいチェックを受けているので常に適正な料金に設定されていますが、プロパンガス料金は販売する側が自由に価格を設定することが出来ます。
そのためにわざわざ自分の会社の利益を、減らす事になる価格の値下げは行わない訳なんです。
しかしその点においても契約しているガス会社を変更することで、しっかりとした管理体制を取っている会社に変更すれば、適正に原油価格や為替レートの変動に合わせて料金が値下がりすることもあります。
この点においても、ガス会社を変更するメリットの1つと言えるでしょう。

今よりも安いガス会社を探す方法は?

それではそんなたくさんのメリットがあるガス会社を変更するには、どのような方法があるのかについてご紹介します。

自分で変更する会社を探すのは×

まず誰でも考えるのが、自分で電話帳やインターネットなどを使って身近なガス会社を探す方法がありますが、実際にやってみるとガス会社の多くは料金を公表していないために、今の料金よりも安いか高いかの見分けがつきません。
仮に安い料金の会社をうまく見つけたとしても、優良なガス会社課の見極めも出来ないので、契約した時点では今よりも安かった料金が知らずに値上げされて、結局前により高くなった何で事も・・・。
とくにチラシなどを使って料金が安いことを強調した勧誘をしてくる会社は、そういう傾向が強いのであまりおすすめできません。

仲介業者に依頼して探してもらうのは○

当サイトとして今よりも安いガス会社を探す方法としては、仲介業者を利用して探してもらうという方法をおすすめしたいとおもいます。
この方法はなら今契約しているガス会社の料金よりも確実に安くなる会社を探して紹介してくれるので、安くなる会社を探す手間が省けます。
また契約途中で勝手に正当な理由も無く値上げしたりすることもなく、原油価格や為替レートの変動に合わせて料金の値下げにもしっかりと対応した、優良なガス会社を紹介してくれます。
手数料も無料でこのような優良なガス会社を探してくれるので、当サイトとしてはこのような仲介業者を使ってガス会社を変更することを特におすすめしています。
プロパンガスの料金を比較して安いところを探すならこちら

アパートや賃貸住宅でプロパンガス料金を安くすることはできないの?

ここまではすべて持ち家住宅の話で解説してきましたが、それではアパートや賃貸住宅でプロパンガス料金の料金を安くすることは出来ないのでしょうか?

大家さんや管理会社に交渉する!

アパートや賃貸住宅の場合は、すでに大家さんや管理会社がガス会社と契約を取り交わしていて、契約を続ける事を条件に、毎月ガス会社から手数料が渡されたり、ガス機器を無料で提供されたりしていることが多くあります。
そのようなこともあるので、大家さんや管理会社は簡単に今のガス会社を他の会社に変更しにくい状況にあることが多く、なかなか変更するのは難しいと言えます。
方法としては、入居している他の部屋の人にも協力してもらって共同で大家さんや管理会社に交渉すれば、個人で交渉するよりよりも効果があるはずです。

大家さんや管理会社に交渉するときにも仲介業者を利用しよう!

その交渉するときにもおすすめしたいのが仲介業者を利用する方法で、仲介業者は個人のお宅へのガス会社の仲介業務だけで無く、当然アパートや賃貸住宅などまとまった需要がある場合の仲介業務も行っています。
大家さんや管理会社としても、今契約しているガス会社よりも良い条件を提示すれば、話に乗ってくるはずなので、その当たりの交渉についてもすべてプロで業界に精通している仲介業者に任せましょう。
仲介業者に依頼するに当たっては入居している方が出来るだけまとまった形で依頼すれば、大家さんや管理会社としても入居している人たちの多くが値下げを希望しているという事を感じるために、交渉がうまくいく可能性がより高くなります。
そのような理由から当サイトとしては、アパートや賃貸住宅に入居しているのプロパンガス料金を安くするために、大家さんや管理会社に交渉するときにも仲介業者を利用することをおすすめします。

まとめ

プロパンガスの基本料と使用料が高い!安くする方法はないの?についてご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
ご紹介してきたように、プロパンガス料金は普段の心がけによってガスの量を節約することで、ガス料金を安く抑えることは可能で、特に気温が下がりガスの使用量が増える冬場は有効です。
しかしガスの使用料を節約するにも限界があり、取り組むことが家族へのストレスとなってしまうこともあるので、より手軽にガス料金を安く抑える方法としては、やはりガス会社を変更することがベストです。
そのためにも当サイトがおすすめしている仲介業者をうまく利用して、ガス料金を安くするように取り組んでみましょう。

年間で5万円もガス代が安くなることがあります。
詳しくはこちらをどうぞ。
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