プロパンガスの知識

プロパンガスが高すぎる!値段交渉でガス代を安くする方法とは

2016/12/18

 

「毎月のプロパンガスにかかる光熱費が高くて何とかならないの?」

「プロパンガスの料金ってどうして高いの?交渉して今より安くする事って出来るの?」

「プロパンガスの料金って、どんな内訳になっているの?」

「プロパンガス会社に交渉してもダメなときはどうしたらいいの?」

あなたは現在、プロパンガスの料金が高くてお困りでは無いでしょうか?

毎月プロパンガス会社から請求書が届いて、請求額を見る度に憂鬱になっている人も多いのでは無いでしょうか。
元々プロパンガスの料金は電気料金や都市ガス料金と違って、価格を業者が自由に決めることが出来るので、地域によってや業者によってずいぶんと料金に開きがあります。
でも同じプロパンガスを使用しているのに、地域によってや業者によって料金が違っていたのでは、他より安いなら良いですが、高いんじゃ誰でも面白くないですよね。
でもそんな高いと言われるプロパンガスの料金って、今よりも安くすることって可能なのでしょうか?
例えば今契約している料金も業者が決めているのであれば、直接今よりも安くならないかどうか交渉することって、出来ないのでしょうか?
今回は普段からプロパンガス料金に不満をお持ちのあなたに、プロパンガスの値段が高いので金額を安くするために交渉すコツについて、ご紹介していきましょう。

目次

基本料金と従量料金とは?

プロパンガス料金の中の基本料金と従量料金とは、元々どんな事に掛かっている費用なのかについて説明していきましょう。

基本料金とは?

プロパンガスの料金は、使ったガスの使用量に応じた分の料金だけを払えば良いと思っている方が多いですが、じつはプロパンガスの料金には電気料金と同じく基本料金が加算されています。
ではこのプロパンガスの料金に加えられている基本料金とは、どういった目的で使用されているのかについてご説明します。
元々のプロパンガスの料金は基本料金という物は存在しなく、昔のプロパンガスの販売方法は今のように使用量を正確に把握するためのメーターなどは設置されていませんでした。
当時の管理方法はボンベ1本を使用すると、いくらになるといったような質量売りの方法がとられていましてが、管理がずさんでまだ残っているボンベを空になったと回収しているような業者も存在していました。
そんな問題もあったことから、現在のように使用量を正確に計測できるガスメーターが必ず設置されるようになって、業者とのトラブルも少なくなりました。
しかしそのガスメーターは10年毎に交換が必要と言われていて、使用量を確認するために毎月の検針作業も必要となったために、今までなかった経費が発生するようになりました。
それに加えて従来のボンベの配送費や、ガス漏れなどが起こった場合の為の保安管理費用などが経費として発生しています。
これらのプロパンガスを契約して維持していくのに掛かる経費を、基本料金という形で1980年頃から使用した分の料金に上乗せして請求するようになっていきました。
これがプロパンガス料金の中の基本料金の中身になっています。

従量料金とは?

プロパンガスの従量料金とは、実際にプロパンガスを使用した量に応じて請求される料金のことを言います。
プロパンガスの取引の単位として利用されているのか、㎥(立方メートル、立米)で、大きさで表すと1m×1m×1mの立方体が1㎥となります。
この1㎥の量の単価を決めて、実際に使用した量を掛けて従量料金を算出するので、仮に従量単価が1㎥当たり500円として使用量が20㎥とすると、500円×20㎥=10,000円が従量料金となります。
したがってこの従量料金の単価がいくらになっているかで、プロパンガスの料金は大きく変わってきてしまい、実際に安いところでは280円くらいから高いところだと800円以上の所も存在しています。
それだけにプロパンガスの料金をいかに抑えるかを考えると、この従量料金の単価を安く抑えることが非常に重要になるわけです。

まずは今の状況を正しく把握しよう!

プロパンガスの料金を安くする価格交渉するために、まずはいくつか正しく把握しておかないといけないことがあるので、これをしっかりと確認することからはじめていく必要があります。
ガスの料金の内訳は、基本料金と従量料金の2つの合計金額で決められていて、まずはこの2つの料金が今いくらに設定されているかどうかを確認する必要があります。

基本料金はいくらなの?

まず確認する必要があるのが基本料金で、ここまで解説させていただいてきたように、プロパンガスの料金は基本料金と従量料金の合計された金額が請求されています。
その請求額の中の基本料金がいくらで請求されているところから確認する必要があるので、毎月プロパンガス会社から届く請求書や検針票をよく見て金額を確認してみましょう。
ただ請求書や検針票を見ても、請求金額と使用した使用量の記載は必ずありますが、基本料金や従量料金の単価の記載はされていないケースが非常に多くあります。
実は基本料金や従量料金は、同じガス会社と契約していても、家庭によって料金が違うと言う事もよくあり、同じ地域にある違う会社によっても金額が大きく異なることもよくあります。
このようなことがある為に、ガス会社にしてみると自分の所の料金が高いという不利になるような事を契約者に知られたくないために、あえて基本料金や従量料金を伏せているのです。
もちろんすべてのガス会社が基本料金や従量料金を伏せているわけではありませんが、しっかりと基本料金や従量料金を請求書や検針票に記載している会社は、料金の安さにある程度自信があるからと言えます。

1㎥当たりの従量単価はいくらなの?

基本料金と同じく毎月使用したガスの量に応じて請求される従量料金の、1㎥当たりの従量単価も確認しておく重要な項目となります。
基本料金の場合は、金額が固定されているのでそれほど変動することはありませんが、従量料金は冬場など使用量が増える時期などは特に高額になることも良くあります。
そのためにもガスの料金として請求される比率も非常に高い従量料金なので、1㎥当たりの従量単価と使用した量をしっかりと把握しておく必要があります。
しかしこの従量料金も、基本料金同様に多くのガス会社の請求書や検針票には使用した量についての記載ありますが、1㎥当たりの従量単価については多くのガス会社で記載していません。
本来であれば電力会社や都市ガス会社のように、しっかりと基本料金も1㎥当たりの従量単価も記載しなければいけないのですが、プロパンガスは公共料金では無いために、このあたりもしっかりとは管理されていないようです。

基本料金と従量料金の確認方法は?

基本料金と従量料金の確認を確認しようにも、ガス会社からの請求書や検針票に記載が無ければ確認のしようが無いですよね。
それではどうやって基本料金と従量料金の確認を確認すれば良いのかというと、一番簡単な方法は今契約しているガス会社に対して、直接電話等でいくらになっているのか確認することです。
しかしどうしても電話で聞くのにためらいがある方や、ガス会社が問い合わせしてもすんなりと教えてくれない場合などのために、基本料金と従量料金を調べる方法をご紹介します。

簡単な1㎥当たりの従量単価の計算方法

1㎥当たりの従量単価を計算する簡単な方法があるのでご紹介しましょう。
まず1ヶ月の請求金額が12,960円だったとすると消費税抜きの価格にします。

① (税込み請求総額)12,960円÷1.08=(税抜き請求総額)12,000円

消費税を抜いた金額は12,000円と言う事になりますね。この金額におおよその基本料金を推定してその金額を請求額から引いて従量料金だけにします。
おおよその基本料金となると、基本料金は安い地域だと1,500円くらいから高い地域で2,000円くらいに設定されているので、今回は基本料金を1,800円と仮定して計算してみます。

② (税抜き請求総額)12,000円-(推定基本料金)1,800円=(従量料金総額)10,200円

計算すると10,200円が従量料金の総額となるので、この金額を実際に使用した使用量を20㎥だとすると、
従量料金総額の10,200円を実際のガス使用量の20㎥で割ることで、1㎥当たりの従量単価を計算することが出来ます。

③ (従量料金総額)10,200円÷(実際のガス使用量)20㎥=(1㎥当たりの従量単価)510円

この計算によって、今使用している1㎥当たりの従量単価は510円だということが、計算することが出来ました。
基本料金の場合は、一番高いところと一番安いところとの差額も500円程度しか無いので、その中間くらいの金額を推定して計算すると、誤差もそれほどなく正確に計算できるはずです。
この計算方法を使って見ると、基本料金や従量料金がガス会社の請求書や検針票に記載が無くても、簡単に計算することが出来ます。

正確な基本料金と従量単価の計算方法

ここまでのご紹介した料金の計算方法は、おおむね合っているとは言え正確な金額では無いので、どうしても正しい金額が知りたいという方に、計算方法についてご紹介します。
まず2ヶ月分のガス会社から来ている請求書や検針票を準備しておきます。
まず1月目が22㎥の使用量で請求額が12,528円で、2月目が18㎥の使用量で10,584円の請求額だとします。

税抜き請求総額をx、実際のガス使用量をy、1㎥当たりの従量単価a、基本料金をbとすると以下のような方程式が出来ます。

(税抜き請求総額x)=(1㎥当たりの従量単価a)×(実際のガス使用量y)+(基本料金b)
x = ay + b

この方程式を利用して、1㎥当たりの従量単価と基本料金を計算していきましょう。

① まず請求金額の総額が税込みになっているので、税抜き金額に計算しておきます。

1月目(税込み請求総額)12,528円÷1.08=(税抜き請求総額)11,600円
2月目(税込み請求総額)10,584円÷1.08=(税抜き請求総額)9,800円

② 次に方程式を利用して、税抜き請求総額と実際のガス使用量を代入します。

1月目 (税抜き請求総額)11,600円=(実際のガス使用量)22㎥a+ b
2月目 (税抜き請求総額)9,800円=(実際のガス使用量)18㎥a + b

③ 次に1日目から2月目を差し引くと以下のような式になります。

1,800円(税抜き請求総額の1月目から2月目を引いた差額)=4㎥(実際のガス使用量の1月目から2月目を引いた差の量)×(1㎥当たりの従量単価a)

1,800円=4a

④この方程式を解くと、実際の1㎥当たりの従量単価が計算できます。

1,800円(税抜き請求総額の1月目から2月目を引いた差額)÷4㎥(実際のガス使用量の1月目から2月目を引いた差の量)=(1㎥当たりの従量単価a)

1,800円÷4㎥=450円

この計算によって、1㎥当たりの従量単価が450円ということがわかりました。

⑤次に従量単価が450円とわかったので、基本料金を計算するには以下のような計算で算出することが出来ます。

(1月目の税抜き請求総額)11,600円=(実際のガス使用量)22㎥×(1㎥当たりの従量単価)450円+(基本料金)b

11,600円=22㎥×450円+(基本料金)b

11,600円=9,900円+(基本料金)b

(基本料金)b=11,600円-9,900円

11,600円-9,900円=1,700円

こんな計算をやっていくことで、基本料金も1,700円と正確に計算することが出来る訳ですね。

このような計算方法を知っていると、ガス会社がいくらわからないようにと基本料金や従量料金の単価を請求書や検針票に記載していなくても、こういった計算によって把握することが出来ます。
実際には多くのガス会社の請求書や検針票には、基本料金や従量料金の単価は載せいないケースが多いので、皆さんも1度計算して正確な金額を確認してみましょう。

基本料金と従量料金の相場価格は?

では計算によって基本料金や従量料金の単価はわかりましたが、自分が住んでいる地域のプロパンガスの料金の相場がわからないと、どの程度価格交渉が可能なのかもよくわかりませんよね。
そのために皆さんの住んでいる地域の、それぞれの平均的な基本料金や従量料金の単価と、実際にス価格交渉してぎりぎりに値引きできると思われる適正価格についてご紹介します。

北海道地方(道南・道央・道東・道北)

平均的な基本料金・・・1,980円/適正な基本料金・・・1,600円
平均的な従量料金・・・710円/適正な従量料金・・・480円

東北地方(青森県・秋田県・岩手県・山形県・宮城県・福島県)

平均的な基本料金・・・1,770円/適正な基本料金・・・1,700円
平均的な従量料金・・・640円/適正な従量料金・・・380円

関東地方(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県・茨城県・栃木県・群馬県)

平均的な基本料金・・・1,560円/適正な基本料金・・・1,500円
平均的な従量料金・・・480円/適正な従量料金・・・280円

甲信越地方(山梨県・長野県・新潟県)

平均的な基本料金・・・1,730円/適正な基本料金・・・1,500円
平均的な従量料金・・・530円/適正な従量料金・・・360円

東海地方(静岡県・愛知県・岐阜県・三重県)

平均的な基本料金・・・1,700円/適正な基本料金・・・1,600円
平均的な従量料金・・・520円/適正な従量料金・・・340円

北陸地方(富山県・石川県・福井県)

平均的な基本料金・・・1,840円/適正な基本料金・・・1,600円
平均的な従量料金・・・580円/適正な従量料金・・・410円

近畿地方(滋賀県・京都府・大阪府・奈良県・和歌山県・兵庫県)

平均的な基本料金・・・1,690円/適正な基本料金・・・1,600円
平均的な従量料金・・・500円/適正な従量料金・・・380円

中国地方(岡山県・広島県・鳥取県・島根県・山口県)

平均的な基本料金・・・1,800円/適正な基本料金・・・1,600円
平均的な従量料金・・・580円/適正な従量料金・・・380円

四国地方(香川県・徳島県・愛媛県・高知県)

平均的な基本料金・・・1,720円/適正な基本料金・・・1,600円
平均的な従量料金・・・550円/適正な従量料金・・・400円

九州地方(福岡県・長崎県・佐賀県・大分県・宮崎県・熊本県・鹿児島県・沖縄県)

平均的な基本料金・・・1,800円/適正な基本料金・・・1,600円
平均的な従量料金・・・540円/適正な従量料金・・450円

以上のようにそれぞれの地域における平均的な基本料金と従量料金、本来あるべき適正料金についてご紹介してみました。
それぞれの料金をご覧になっておわかりかと思いますが、ずいぶんと地域によって料金が違うことがわかりますよね。
例えば従量料金の単価が550円だとすると、元々高い北海道地区ではかなり安い料金になりますが、元々が安い関東地区では高い方の料金になるわけです。
こう言った料金が地域によって違うのは、生産拠点からプロパンガスをそれぞれの地域までに輸送するため、コストが掛かる事などが背景にあるようです。
ですので関東地区なら安いところの従量単価が280円ほどなので、同じようにならないか北海道地区のガス会社に交渉するのは、かなり無理のある話になります。
まずは今回ご紹介したそれぞれの地区の基本料金と従量料金の平均額を、ご自宅で契約している料金と比較してみましょう。
もしご紹介しているそれぞれの地区の平均額よりもかなり高いような時には、適正な基本料金と従量料金として紹介している金額に、出来るだけ近づけるようにプロパンガス会社に価格交渉してみましょう。

プロパンガスの料金を安くするために交渉すコツは?

ここまでは、現在契約しているガス会社のガス料金の中でも重要な、従量単価と基本料金についての計算方法や平均的な価格などをご紹介してきました。
これらの情報に基づいて、自分の家の地域のおおよその料金や今契約している金額が把握できたら、いよいよ料金を安くするための交渉に入っていきます。

まずは徹底的に他社の価格を調べましょう!

まずは現在お住まいの地域にあるプロパンガス会社を、iタウンページhttp://itp.ne.jp/を利用して出来るだけ多くの会社をリストアップしてみます。
リストアップが出来たら、次はそれぞれの会社に対して「他社から御社を乗り換えを検討している」と必ず伝えた上で、従量単価と基本料金がいくらで提供してくれるかを聞き出しましょう。
もし今契約している会社の料金がいくらで提供しているのか教えてほしいと、連絡したガス会社が言うようであれば、契約している会社名は伏せた上で、実際の金額よりも安い金額を言ってみましょう。
どうして会社名を伏せるのかというと、会社名こそ違っていてもプロパンガス会社は同じ系列店だったりすることも多いので、名前を出してしまうとお互いに料金を申し合わせてしまう危険がある為です。
しかしこの金額もあまりにも安い金額を言うと、すぐに内ではその金額では無理ですと断られることになる事もあるので、適度に安めの金額で話をしてみるのがコツです。
たとえば実際に契約している従量単価が450円で契約しているとすれば、交渉する会社には現在は420円で契約しているという感じで伝えたとします。
交渉されているガス会社は420円を下回る金額を提示しなければ新規客は取れない訳なので、390円でどうでしょう?という感じで提示してきたら交渉はうまくいったことになります。
しかしここで簡単に他社に乗り換えるのでは無く、この交渉を出来るだけ多くの会社と続けていって、その中でも一番安い金額を提示した会社の金額を基準にしていきます。

現在の契約しているプロパンガス会社に価格交渉を直接行いましょう!

出来るだけ多くの地域のプロパンガス会社に対して、従量単価と基本料金を聞き出して出来たリストの中でも、一番安い金額を提示した会社の金額をベースとして現在契約している会社に対して価格交渉を行います。
現在関東地区に住んでいて現在契約している会社の従量単価が450円だとして、いろいろと電話で調べてみたら最安値を提示した会社の従量単価は350円だったとします。
現在の単価の450円も関東地区の平均額よりは、わずかに安い金額ではありますが、競争の激しい関東地区ではかなり安い金額になる可能性があり、最安値を提示してくれた350円を出してみます。
価格交渉の結果、うまくいけば最安値の金額と同等の料金まで安くしてくれる可能性もあり、最安値の金額までは下げてくれなくても、今の料金よりも安くしてくれる可能性は十分にあります。
今の契約している業者との契約した期間がまだ5年程度の場合で解約して他社に乗り換えると、配管工事代や給湯器の代金などを含んで契約していると、高額な違約金を請求すれるケースもあります。
そういったケースの場合は、違約金を払ってまでも他車に乗り換えるのは徳にならなくなってしまうために、出来るだけ今の契約は維持しつつ、従量単価を安くするように交渉するのが一番お得なはずです。
違約金が特に問題ないのであれば、他社が提示してくれた価格を引き合いに出して、料金を出来るだけ安くしてもらうように交渉してみて、それでも安くしてくれないのであれば他社に乗り換えましょう。

賃貸住宅の場合は、管理会社に相談してみましょう!

これまでのプロパンガスの値段交渉をするコツについては、すべて一戸建ての持ち家の住宅の場合を想定した話で説明してきました。
しかしこれが賃貸住宅やアパートなどとなると、自分の家で無いためにプロパンガス会社も管理会社が既に契約している会社を利用しなければなりません。
しかも賃貸の場合は、管理会社がガス会社と提携していて、使用したガス料金に管理会社の利益分を上乗せした料金を、契約者に対して請求しているところが多くあります。
そのために実際に使用しているガス料金よりも高く請求されてしまうために、地域の相場価格よりもさらに高い金額で請求されてしまい負担が大きくなっています。
そんな時には一戸建ての持ち家の住宅の場合と同じように、今の契約しているガス会社からの請求内容について精査して、従量単価と基本料金を計算してみましょう。
計算が出来たらiタウンページhttp://itp.ne.jp/を利用して、同地域で営業している複数のガス会社に、今の状況をすべて説明してみて今の料金よりも安くなりそうかどうか話を持ちかけてみましょう。
競争が激しい地域では、管理会社に対してより良い条件を提示して他社への乗り換えを進めているガス会社もたくさん存在しています。
それだけに管理会社も今よりも良い条件であれば、他社に乗り換えを考えてくれる可能性はあるので、まずはiタウンページで調べて連絡を取ったガス会社に任せて、管理会社に交渉してもらいましょう。
うまく話が進めば、賃貸住宅やアパートであっても今契約している料金よりも、かなり安い料金で利用できることになる可能性もあります。
しかし、どうにも契約している管理会社の方が話に乗ってくれず、あまりにも法外なガス料金であるなら、都市ガスやオール電化のエネルギーを供給している物件に、引っ越すのも選択肢の1つと言えるでしょう。

仲介業者に相談してみましょう!

ここまでご紹介してきたプロパンガスの値段交渉をするコツについては、すべて自分で値段交渉を行う場合のコツについて説明してきました。
しかし実際に自分の住んでいる地域のガス会社をたくさん調べて1つ1つ価格交渉をしていくのは、かなり大変な作業です。
そもそもガスを供給しているエリアは、小さな会社の場合は限られた地域にしか供給していないことが多いですが、大きな会社の場合にはかなり広範囲に供給してくれている場合も良くあります。
そんな事もあることから、なかなか安くて良心的なガス会社を自分で探すのはかなりの能力が必要となります。
そういった自分の住んでいるエリアにプロパンガスを供給してくれる業者の中から格安でガスを提供してくれる業者を紹介してくれるサービスを行っている仲介業者があります。
自分でプロパンガス料金を安くしようと価格交渉してみた物の、なかなかうまくいかない時にはこういった仲介業者を利用して見ると良いでしょう。

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仲介業者を利用すると、これだけ自分で交渉するのとは違う!

自分でガスの料金を安くしようと価格交渉することはもちろん可能ではありますが、実際にはかなり大変な作業になってしまいます。
その点仲介業者を利用すると、自分で価格交渉をしたときに比べても、圧倒的に簡単でなおかつ確実に今の料金よりも安い業者を選定することが出来ます。
そんな仲介業者を利用すると、自分で価格交渉した時と違う点をまとめてみました。

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価格交渉先をいちいち調べる必要が無い!

まずプロパンガス料金を安くしたいと考えたときに、はじめにしなければならないことに地域にあるガス会社を探して、いくらでガスを提供してくれるかを確認としていく作業があります。
実際にやってみるとわかりますが、この作業は考えた以上に大変で、住んでいる地域にどのくらいのガス会社があるのか調べるだけでも大変です。
それに加えて1つ1つの会社に対して連絡を取って、今契約している会社の料金よりも安くならないかどうかの価格交渉をしなければならず、かなり大変です。
その点、仲介業者を利用すれば、これまで自分でやらなければならなかったガス会社を探す作業や、価格交渉の作業を一切代行して行ってくれます。
プロパンガスの料金を安くするために、他のガス会社を探して価格交渉するという一番大変なところを代行してくれるので、かなり楽に料金を安くするための作業が行えます。

プロパンガスの料金が確実に安くなる!

プロパンガスの料金は、自分で調べて交渉を進めた場合だと、新しい会社と契約を取り付けて一旦はガス料金が安くなっても、途中から値上げされて結局の所全然安くならないなんて事もあります。
しかし仲介業者が間に入って紹介してくれる会社の場合は、現時点での料金が安くなるのはもちろん、意味も無く値上げを繰り返したり、連絡も無しに値上げするようなことは無いように契約されています。
ですので、自分で新たに今よりも安いガス会社を探すよりも、確実に安くなるガス会社を探すことが出来るようになっています。

仲介業者は利用しても料金は無料!

自分で新たなガス会社を探して価格交渉する場合には、当然自分でやるわけですからお金は1円も掛からないのは当然ですが、仲介業者を利用すればそれなりの費用が掛かると誰もが思いがちですよね。
ところがこう言った仲介業者の場合、仲介手数料は利用者から取るのではなくて、契約が成立したガス会社側からもらうシステムになっているので、利用者は一切の費用が無くても利用が可能になっています。
こうしたシステムは利用者側からすると、お金が全然掛からなくて今よりも確実にプロパンガス料金が安くなる訳なので、これほどありがたいシステムは無いですよね。
是非皆さんも、散々苦労して新たに安く契約できるガス会社を探すのであれば、こういった仲介業者を利用した方が、かなり簡単に安い料金のガス会社を探すことが出来るようです。

今契約している業者への解約の連絡も不要!

本来であればガス会社を他の会社に移行するときには、今まで契約している会社に解約の申込みをして、手続きを取らなくてはいけません。
ところがこう言った仲介業者を利用して、契約している会社を変更したときには、解約の手続きはすべてこの仲介業者が行ってくれるシステムになっています。
ですので、止めるときも「長年利用していたガス会社だから、解約の連絡はやりにくいなー」なんて思っている人には、とてもありがたいシステムです。
こう言ったシステムがあるので、今までのガス会社に対して何の気兼ねをすることも無く、すんなりと新しい会社に移行することが出来ます。

違約金の負担が少なくて済む!

ガス会社と初めて契約したときに、ボンベを設置するための配管工事費用が掛かっていますが、これらの費用は毎月払っているガスの料金に含まれるような形になっているケースが良くあります。
そのためその工事代金の残金がまだ残ったままの状態で契約を解約しようとすると、違約金としてお金を請求されることになってしまいます。
契約期間も非常に長く契約されたいることが多く、15年以上経過しないと払い終えないなんてこともあるくらいです。
そのためその救済措置として、仲介業者を経由して新しいガス会社と契約した場合には、この違約金の残金を肩代わりして、先方のガス会社に支払いをしてくれるという、なんともありがたいシステムがあります。
このシステムを利用すると、本来ならまだ契約期間内で残金が残っているために違約金を支払わなくてはならないのに、違約金の負担をしなくても今よりも安いガス会社に乗り換えが出来ます。
ただあまりにも契約してからの期間が短すぎると、規約金の額も高額になるために、このシステムが利用出来なくなるので、仲介業者に対して良く確認してみると良いでしょう。

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まとめ

「プロパンガスの値段交渉をするコツとは」こちらの記事についてご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
そもそもプロパンガスは公共料金では無い自由に価格を設定できる料金システムだけに、価格はガス会社の好きなように設定しているため、かなり高めの料金設定になっていることがよくあります。
最近は電力や都市ガスの自由化の流れに合わせるように、プロパンガスの市場も価格競争が激しくなってきています。
それだけに契約しているガス会社に対して、うまくコツをつかんで価格交渉することで、今の料金をもっと安くすることは十分に可能です。
是非皆さんも今回の記事を参考にして頂いて、ガス料金の価格交渉を成功させて、今よりも安い料金でプロパンガスが使用できるように頑張ってみてはいかがでしょうか。

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