プロパンガスの知識

プロパンガスの切り替え方法大公開。トラブル事例も解説します

2016/12/18

 

「プロバンガスの料金が毎月高くて困ったなー!何とかならないのかな?」

「プロパンガス料金が高いので、もっと安い他社に切り替えたいけど、手続き方法がわからない!」

「プロパンガスの業者を切り替えようとしたら、違約金を請求されて困った!」

「プロパンガスの業者を切り替えるには、賃貸住宅でも可能なの?」

あなたは現在、こんなことでお困りでは無いでしょうか?

プロパンガスの料金は、都市ガスと比べて約1.5倍と高い料金設定になっていて、地域によって格差も大きく、高い地域では都市ガスの約3倍もの料金となっているところもあるくらいです。
都市ガスが公共料金なのに対して、プロパンガスは業者が自由に価格を決められる自由価格になっているために、他社の競合したい地域では業者が好きなように料金を決めて販売しています。
しかもプロパンバス業者は、はじめに契約する時には契約者に対して初期費用はほとんど掛からないように契約しても、いざ途中で解約すると違約金が掛かるなど「入りやすくやめにくい」契約をしているところが多くあります。
今回はそんなプロパンガスの他社への切り替え方法と、プロパンガス会社とのさまざまなトラブルに関する情報についてご紹介しましょう。

プロパンガス料金はどうして高いの?

皆さんが日常使用しているプロパンガスの料金は、どうして高いのか考えたことは無いでしょうか?
プロパンガスの料金は、他社の料金と比較する機会もあまりないために、そもそも高いのかどうかもわからないことも多い様ですが、現実的には他なり高い料金で利用している家庭が多くあります。
でもそれではどうしてこんなにプロパンガスの料金が高いのか、そこからご説明していきましょう。

地域によって大きく違う都市ガス普及率、実はこれがプロパンガスの料金と関係が・・・!

資源エネルギー庁が発表しているデータによると、全国での都市ガスの需要件数は約2,900万件で53%なのに対して、プロパンガスは約2,500万件で44%となっています。
この数字だけ見ると、都市ガスは多くの地域で利用されているように思われますが、実は普及率には地域格差が大きく、東京や大阪などが90%を越えているのに対して、沖縄・山梨・鳥取では10%に満たない普及率となっています。
都市部では大きな需要が見込まれるために、ガスの供給拠点から広範囲にガス導管が敷設されているために、自ずと普及率が高くなりますが、需要も見込めず敷設費用がかさむ地方では、なかなか普及が進んでいません。
地域的に見ても東北や四国などは全体として普及があまり進んでいるとは言えず、そういった地域では安い都市ガスを使用するという選択肢が無く、ガスはプロパンガスしか使えないと言う事になります。
じつはこのプロパンガスの料金は都市ガスの普及率と大きく関係があって、都市ガスの料金と競合してしまう地域では、都市ガスに近い価格設定をしている業者も存在しています。
しかし都市ガスの普及していない地方ではプロパンガス業者がガス市場を独占しているため、都市ガスの安い料金と競合することは無いので、自由に高い料金を設定しているために高くなっています。

直接供給する都市ガスと、ボンベを運搬するプロパンガスの差!

もうひとつプロパンガスの料金が高い理由に、都市ガスの場合はガスの供給拠点から各家庭に対してガス導管で直接つながれているので、ガスを供給するに当たってはまったく手間が掛かりません。
一方のプロパンガスの場合は、供給拠点からガスボンベにガスを充填して、そのボンベをさらに各家庭に配達して設置する必要があります。
ボンベの中のガスが無くなる前に、定期的に各家庭を訪問してガスボンベを交換したり、各種保守点検費用が掛かってしまいます。
その各種保守点検費用が、毎月使用しているガス料金に上乗せされて請求すれているために、どうしても都市ガスと比較するとその差も出てきてしまいます。

公共料金の都市ガスと自由価格プロパンガスの差

都市ガス料金は、自由化される前の電力料金と同じで公共料金という位置づけになっているので、ガス料金は国の許可無く勝手に値上げをすることができなくなっています。
一方のプロパンガスの料金はすでに市場的に完全に自由化されているために、業者が高くも安くも自由に料金を設定することが出来る様になっています。
プロパンガスの料金は、料金明細書の中にも都市ガスのように、基本料金や従量単価といった料金を計算するに重要な箇所をあえて伏せて、料金の内訳をわかりにくくしている業者が非常に多くいます。
そのためにプロバンガスの料金は他社と比べて高いのか安いのかが、素人にはかなりわかりにくくなっているところも問題です。
さらにプロパンガス業界は、業界をあげて料金を高めに設定した上で、お互いの顧客の横取りを禁止するような暗黙のルールがあるために、消費者は知らずに高い料金を払い続ける事になっていることが多いです。

プロパンガス業者にも意識の変化が!

2016年の春に実施された電力自由化や2017年春に迫った都市ガス自由化の影響で、消費者がより安い料金で光熱費を利用したいという需要が高まっています。
電気や都市ガスのように年々需要を伸ばしている市場と比べても、先細り管が否めないプロパンガス市場は、こうした状況を打破しようと各社とも必死になっています。
特に競争の激しい都市部では、今までタブー視されていた顧客の取り合いも日常的に行われるようになっていて、その影響で料金もいままでよりも安くなる傾向にあります。
さらに電力自由化に伴って、電力供給の市場に参入してより安い電気料金を提供したり、現在のガス料金とのセット割引きなどに対応して、現顧客の囲い込みに力を入れています。
こう言った背景もある事から、各地でプロパンガス市場でも各業者への切り替えが、以前に比べても非常に良く行われるようになってきています。

今がガス会社切り替えのチャンス!

ご説明してきたようにプロパンガス市場は年々縮小されてきていて、どこの業者も新規契約が中々取りにくいために、現顧客の囲い込みや他社の顧客からの切り替えを推し進めているところが多くなっています。
これば消費者にとっては大変にありがたいことで、競争が激化すれば当然料金は下がる傾向があり、付加価値のあるサービスもより充実することもあります。
今までなんとなく高いプロパンガスを使用していた方は、こう言ったタイミングの時がより安くプロパンガスを利用するのに最適なタイミングとなっています。

プロパンガス料金を安くするには?

高い高いと言われているプロパンガスの料金も実は安くする方法がいくつがあって、特別な事をする必要も無く簡単な手続きで、今までよりも大幅にコストを抑えることも可能になることも・・・!
そんなプロパンガスの料金を安く抑える方法をご紹介します。

都市ガスに変更する!

まずは今のプロパンガスの料金よりも確実に安い都市ガスに変更するという方法が1つあり、都市ガスはプロパンガスよりも従量単価がずっと安く、都市ガスに変更することで大幅らコストを抑えることが出来ます。
特に2017年4月からの都市ガス自由化の影響で、今よりも料金は安くなる可能性は高く、今まで普及していなかったエリアへガス導管の敷設が進んで利用できるようになる可能性もあります。
ガス導管の家庭内までの引込工事費用の問題などもありますが、今の高いプロパンガスの料金を今よりも安く抑えるには、非常におすすめの方法の1つです。

現在契約している会社に交渉する!

最近はプロパンガス業者の他社への切り替えの話も増加し、顧客を失いたくないために今のガス料金を切り替え先と同等かそれ以下にするような提案をすることがあります。
もちろんそれは業者から言ってくることは無いので、こちらから業者に対して「実は他社から声が掛かっていて御社よりも料金を安くすると勧誘されている!」といったようにさりげなく価格交渉してみましょう。
特に競争が激しい都市部の業者は、こういったことは日常的にあるようで、今の料金寄りの交渉してみたらかなり安くしてくれたという話もあるくらいなので、まずは今の契約している業者に話をしてみましょう。

プロパンガスが高すぎる!値段交渉でガス代を安くする方法とは

ガスの業者を切り替える!

一番プロパンガスの料金を安く押さえるのに有効な方法としては、今契約している業者を今よりも料金が安い業者に切り替えする方法です。
他社に切り替えたら料金は安くなるのはわかっていても、手続きが面倒だったり違約金が掛かるのではと言ったこともあって、他社への切り替えにためらわれていることも多いのが実情です。
でも最近はこう言った他社への切り替えをスムーズに行えるように、切り替えを仲介してくれるサイトがあるので、こういった所を利用すると、不安も無く切り替えが行えるので、利用してみると良いでしょう。

プロパンガス業者切り替え方法

プロパンガスの料金を今よりも安くするために、今契約しているガス業者から今よりも安いガス業者に切り替えをするための手続き方法は、自分でやる場合と仲介業者に依頼する方法があります。
それぞれに料金を今よりも安くするてめに切り替えようとしているわけですが、自分で手続きをする場合と仲介業者を利用した時とでは手続きの内容が違います。
そのため自分で手続きをした場合と仲介業者を利用した場合の、それぞれの切り替え方法についてご紹介しましょう。

自分でプロパンガスの切り替えの手続きを行う場合は?

まず自分でプロパンガス料金を変更する手続きをする手順は、今使用しているプロパンガスの料金よりも安い料金を提供してくれる業者を探す作業から始まります。
元々今契約しているガス料金の単価も、請求書などには使用量と請求金額が欠かれているだけで、基本料金や従量単価などが記載されていないことが多く、わかりにくくなっています。
請求書に記載が無い場合には、今契約している業者に直接連絡して今支払っている基本料金や従量単価がいくらなのかを確認する必要があります。
今の料金がいくらなのかがわかったら、今よりも安い業者を探す作業から始まりますが、そもそもインターネットなどでも自社のガス料金を公開している会社は少なく、いくらで提供しているのかを把握するのはかなり困難な作業になります。
ガス業者を探すにもタウンページを利用したり格安料金を提供するような勧誘チラシなどを参考にする方法もありますが、中には悪徳業者も含まれているので、トラブルに巻き込まれる危険もあります。
かりに良さそうな業者を見つけたとしても、今度は今の契約している業者に対して解約の手続きを取る必要がありますが、現在の業者も解約されたくないので簡単には引き下がらないことが良くあります。
「今の料金よりも安くするから考え直してほしい」とか「解約には違約金が発生する」とか「機器の取り外しに費用が掛かる」など、まざまな事を言って考え直させようとすることが予想されます。
このように自分でガス会社の切り替えをするには多くのリスクが伴うために、どうしても途中で諦めてしまい、今の業者のままで良いと考えてしまうことが多くなってしまいます。

仲介業者を利用して手続きを行う場合は?

自分でプロパンガスの切り替えの手続きを行うと、非常に大変な作業になる事がわかりましたが、これであきらめてしまっては、せっかく光熱費を安くするチャンスを逃してしまいます。
そこでおすすめしたい方法が、自分で今よりも安い業者を探したり、今の業者に対して解約の手続きをしたりする面倒なことをすべて一括で行っていくれる仲介業者を利用する方法があります。
こう言った仲介業者は、わずらわしい手続きを一切引き受けて代行してくれるので、手続きがグンと楽になる上に、確実に今の料金よりも安くすることが出来ます。

①今のガス会社の料金単価や基本料金を調べた上で、仲介業者に対して紹介を依頼します。

申込み方法としては、電話やインターネットでの申込みが可能で、不安をお持ちであれば相談の連絡も可能なので、お気軽に連絡してみましょう。

②依頼をうけた仲介業者は、新しい業者の情報を提供してくれます。

紹介してくれる業者は、依頼のあった方のエリアにプロパンガスを安定的に供給できて、今契約しているガス会社と取引関係が無いかなど確認した上で、ベストな業者を紹介してくれます。

③紹介してくれた業者で良ければ、契約したい旨を仲介業者に対して伝えます。

もし仲介業者が紹介してくれた業者で良いとなれば、1週間以内に仲介業者に対して連絡すると、新たな業者の方から連絡が入ります。
その時に今まで契約していたガス会社に対しての、解約の手続きなどは一切不要です。

④契約する予定の業者から直接連絡が入り、訪問予定日についての打ち合わせを行います。

正式に申込みをすると、1~2日営業日ほどで新しいガス会社から連絡があり、詳しい打ち合わせの日時を決めて、新しい会社から担当者に訪問してもらいます。

⑤訪問予定日に申し込み書の取り交わしを行います。

打ち合わせした日時に新しい会社の担当者が来たら、詳しい会社の説明や料金などの説明を受けて、納得したらそこで契約書に署名捺印して手続きが完了となります。

⑥ボンベとメーターを交換する作業を行います。

契約書の手続きが完了したら、およそ1週間ほどで新しいガス会社に切り替えるための、ボンベとメーターの切り替え工事を行います。
交換に掛かる所要時間はおおむね30分から1時間ほどで完了します。

⑥手続きが完了次第に、新たなガスの業者からガスの供給が開始されます。

新しい業者のボンベとメーターへの交換が完了したら機器などの点火テストを行い、問題が無ければすぐに利用することが可能になります。

以上のような一連の手続きの流れとなりますが、自分で手続きをするためには料金が安く良心的な乗車を自分で探して、今の業者の解約手続きも自分でやらなければなりません。
その点仲介業者を利用すれば、業者選定から解約手続きまですべて行ってくれるので大幅に手間が省け、しかもすべて無料でできるのでこういった仲介業者を利用した方が、楽でよい業者に切り替えが出来ます。

プロパンガス業者切り替えに関するトラブルは?

基本的にプロパンガスの契約をしている会社を切り替えたとしても、そのために違約金や追加費用が掛かるようなことはありません。
しかし前契約していた業者との間で契約が残っていたりすると、違約金が発生するなどのトラブルになる場合もあるので、具体的にはどのようなケースがあるのかこちらでご紹介しましょう。

配管工事に係わるトラブル

プロパンガスを新しく契約した場合、プロパンガスのボンベを設置してメーターや配管などを取り付けする工事費用は、現場の状況にもよりますが約15万円ほどの費用が掛かると言われています。
この15万円の工事費用は、ほとんどのプロパンガス会社の場合は、契約者に対しては料金を請求しない代わりに、一定期間は契約し続けないとその工事代金を違約金として請求しますというような契約になっていることが多くあります。
もしそういった内容で契約しているとすると、15年の契約の現在10年経過している場合には、違約金は5万円ほど請求されると言う事になります。
すでに契約してから15年以上経過しているときには違約金などは掛かりませんが、契約してからの年数が短い時ほど、違約金の金額は高くなってしまいます。
当時はじめてガス会社と契約したときには、そう言った取り決めで契約しているはずではありますが、昔のことなので正確にはなかなか記憶していない人が多いのが実情です。
そんなこともあって、いざプロパンガスの会社を他社に切り替えようとしたときに、違約金を請求されてトラブルになる事があります。

給湯器などの機器に係わるトラブル

配管工事だけで無く、ガス給湯器を使用している場合などに多いケースで、給湯器が故障したときなどガス会社が「給湯器は無料で設置するので、10年間は止めないで下さい」といった契約を持ちかけます。
消費者は「給湯器が無料で取り付けられるなら、別に今のところ他社に帰る予定は無いからいいか」と契約する人がほとんどです。
しかしこの契約には思わぬ落とし穴があって、追い炊き機能付きのガス給湯器などは工事費用などを含めると定価だとおよそ40万円ほどしますが、現金での購入ならおよそ25万円ほどで購入できます。
しかし無料で提供するとうまい話を持ちかけたガス業者は、実際にはその費用は毎月払っているガス料金に上乗せする形で請求し、いかも金額もほぼ定価のように高い金額で購入していることになります。
もしこのような給湯器の購入費用を含めて10年間の契約していたとすると、途中の5年間で止めると言う事になれば、半分の20万円が違約金として請求されることになります。
このようにうまい話に乗せられて、いざ解約しようとすると当時そのような契約になっているからと、止める時になって給湯器の代金の残金を請求されて、トラブルになる事もよくあるケースです。

プロパンガス業界の悪しき伝統の「無償貸与契約」とは?

プロパンガス業界では、昔から当たり前に行われてきた契約方法に「無償貸与契約」というものがあり、これには消費者にとってメリットもあるもののどちらかというとデメリットの方がある独特の方式になっています。
無償貸与契約とは、リース契約や銀行のローンと同じような仕組みの物で、住宅を新築したりリフォームした時などに、ガスの配管工事費用やガス給湯器に掛かる費用を、一定期間ガス会社と契約する条件で無償で貸与してくれます。
本来であればこう言った契約をする場合には、契約者に対してしっかりとした説明をした上で契約する必要がありますが、実際にはガス会社は十分な説明をしないで話を進めてしまう事も少なくありません。
新築したりリフォームするときなどは、工事に係わった工務店などがガス会社と提携していて、「ガス会社で全部無料で工事するから、任せて置いた方が良い」などといいかげんな説明をする業者もあります。
当言ったトラブルを避けるためにも、ガス会社と契約するときには、予め工事代金や機器代金は無償貸与契約なのか一括払いなのかを良く確認して契約する必要があります。

無償貸与契約のメリットとデメリットは?

無償貸与契約のメリットは、住宅を新築したりリフォームしたときに工事代金や給湯器などの購入費用を負担する必要が無いので、その浮いた費用を他に必要な経費に回すことが出来ます。
デメリットは、実際には工事代金や機器代金をガスの使用料金の従量単価に上乗せされて請求されているので、月々のコストが高くなってしまいます。
また給湯器なども現金で購入すると20万円から25万円ほどで購入できるのに、定価のままの40万円~45万円と、かなり割高な金額で購入することになります。
また仕入れ値が高くなったとか、コストが掛かるようになったとかの理由で、勝手に月々の料金単価を高くするケースも良くあり、解約したくても途中で解約すると高い違約金が発生するために、どうしても解約しにくくなってしまいます。
無償貸与契約はこのようにメリットもあるものの、圧倒的にデメリットが多いために、正直余りおすすめ出来るシステムとは言えません。

仲介業者に依頼すれば、無償貸与契約のデメリットは無くなる?!

こんなデメリットが多い無償貸与契約ですが、実は仲介業者を通して契約した業者の場合は、こういったデメリットは無くなります。
元々仲介業者が紹介してくれるガス会社は料金が安いことは当然ですが、トラブルの原因にもなりやすい無償貸与契約をどのようにやっているかどうかも事前に確認した上で紹介してくれます。
そのために無償貸与契約を契約するに当たっても後々トラブルになるようなことは無いようなシステムが出来ているので、より安心して契約することが出来ます。
また契約してから勝手に料金を値上げするシステムにもしっかりと対応しているので、契約の途中で勝手に料金を値上げしないような取り交わしを事前に行う事で、しっかりと値上げを監視してくれています。
このように仲介業者を通して紹介してくれたガス会社は、こういった通常のガス会社であればトラブルの原因になりやすい無償貸与契約のデメリットは無くなることになります。

プロパンガス業者は賃貸住宅でも切り替えできるの?

プロパンガスの料金は、実は一戸建ての住宅よりも賃貸住宅やアパートなどのほうが幾分高い傾向があり、住民の人にとってはいくらでも安い料金の会社と契約したいという希望があるのは当然のことですよね。
でも基本的に賃貸住宅やアパートの場合のプロパンガスの契約は、入居者の希望の会社と契約することは、基本的には無理と言えるでしょう。
賃貸住宅やアパートなどのプロパンガスの契約は、すべて大家さんや管理会社などが窓口となって契約しています。
個人と契約するときと同じような手口で、ガス会社は大家さんや管理会社と契約するときに、「給湯器などを無料で取り付けするので何年間は当社を利用して下さい」といった話で契約が成立していることが良くあります。
さらに契約者のガス料金の一部を大家さんや管理会社に還元するような契約になっていることも多く、大家さんや管理会社にとっては、自分の所に利があれば入居者の料金が高いのは正直関係ないのです。
実際にはそんな話は大家さんや管理会社は、当然入居者に対してはしないわけですが、そんな事情があるために入居者がいくらガス会社を変えたいと交渉しても、大家さんや管理会社には出来ない事情があるんですね。

賃貸住宅でもガス会社を変更する方法がある?!

じつは賃貸住宅でもガス会社を変更する方法があり、大家さんや管理会社にしてみても自分の所にメリットがある話なら乗ってくる事は十分に考えられます。
それだけに今よりも料金が安くなる会社を直接大家さんや管理会社に紹介する形を取って、もしうまく話が決まって、今契約しているガス会社が安い会社に切り替えてくれれば、入居者もその恩恵が受けられることになります。
たとえば今賃貸住宅に取り付けてある給湯器やエアコン、ガスコンロの設備などを無償で貸与してくれて、ガス料金も今よりもさらに安くしてくれると言う話なら、かなり大家さんや管理会社も乗ってくるはずです。
しかし入居者が直接大家さんや管理会社にそんな話をしても説得力に欠けるので、全部仲介業者に依頼すると、大家さんや管理会社に安くてお得な業者を紹介してくれます。
もしどうしても今入居している賃貸住宅やアパートで、今よりもガス料金を安くしたいのであれば、そう言った仲介業者に相談してみると良いでしょう。

プロパンガスを切り替えると、本当に安くなるの?

プロパンガスの会社を切り替えると、本当に今のガス料金が安くなるかやってみないことにはわからないので、不安はありますよね。
では実際に現在のプロパンガスの料金がどのくらいの価格で使用されているのかを調べてみると、毎月のどのくらいガスを利用したかは従量単価で決められています。
この単価は地域屋や業者間で大きな開きがあって、関東地区などの競争の激しい地区の場合は、1㎥当たりの単価が、安いところだと280円くらいですが、高いところだと500円くらいのところもあります。
またこれが地方に行くとさらに高くなっていて、一番高いと言われる北海道などは700円を超える価格設定となっていて、安い地域よりも2.5倍もの高い料金を払っていることになります。
ある程度は輸送費が掛かるために、地方の料金が高くなるのは仕方がないですが、それにしてもこれだけの格差があるのには驚きですよね。
仮に今の従量単価が500円だとして、これをプロパンガスの会社を切り替えることで単価が300円まで下がると、平均で毎月10㎥ほど使用したとして計算すると、年間で24,000円も安くなる事になります。
さらにガス料金には基本料金もあるので、従量単価が安い業者の場合は、基本料金も今よりも安くなる可能性が高いので、さらにお得になる事もあり得ます。
ご紹介してきたように、プロパンガス料金は業者によって大きく料金が違っていて、今まで特にガス料金の事など考えないで利用してきている場合は、割高な料金で契約している可能性は高いです。
そう言った家庭なら、なおさら他社に切り替えすることで料金が安くなるメリットは高いと言えるでしょう。

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まとめ

「プロパンガスの切り替え方法大公開。トラブルには気をつけて」今回はこんなタイトルの記事をご紹介してきましたがいかがだったでしょうか?
プロパンガスの切り替えは、自分でやろうとするとリスクも多くかなり面倒な作業になるのに、仲介業者を通して手続きをしてもらうと、お金も掛からずにとても簡単にできることがわかりましたよね。
電力自由化やガス自由化が巷で騒がれていますが、実際にはお得になる幅も5%前後なので、大口の契約でもないと、実はそれほど恩恵はありません。
でもプロパンガスを切り替えて、他社に乗り換えると大幅に光熱費が安くなる可能性があるので、是非皆さんも無料で利用できる仲介業者を利用して、プロパンガス会社を切り替えてみませんか。

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